【趣旨・規範ハンドブック】合格者の利用体験談

当体験談は、2020年度司法試験合格者から辰已法律研究所に寄せられた体験談の一部を辰已の責任において抜粋したものです。体験談は40本以上に上りますがそれはただいま編集中です。後日すべての受験生の参考に供するためにWEBにて公開致しますので、暫くお待ちください。
ここでは、主に【趣旨規範ハンドブック】に関する部分を抜粋しました。利用法などご参考になれば幸いです。
 
趣旨・規範ハンドブックは、下記から24時間購入可能です。2021年2月26日㈮13:00~3月20日㈯23:59迄、新刊記念割引販売中(送料なし)。特に3冊セットはお得です。
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慶應義塾大学法科大学院卒/司試受験2回

辰已の趣旨規範ハンドブックなどの論証パターンへのマーカーの引き方が重要

辰已の趣旨規範ハンドブックなどの論証パターンへのマーカーの引き方が重要だと思っています。学部生やLS入学初期の頃は、論証のすべてにマーカーを引く感じでどこが重要なのか分からないくらい、どの規範も文字全体に色がついていました。マーカーを引くなら、規範や要件・理由付けの中でも重要な単語やフレーズにのみ引くべきだと思います。正しい理解をしている前提ですが、重要な単語やフレーズを覚えておけば、規範や要件・理由付けを記憶から引っ張ってくることができると思います。いくら趣旨規範ハンドブックがコンパクトにまとめられているからといって全て暗記しようとするのは、私の記憶力やモチベーションでは難しかったので、いかに効率的に記憶できるかのみを考えました。
私のスケジュール管理方法は、先述した通り、週5で答練を入れて強制的に答案を書かなければならない環境を作ることです。自己管理能力やモチベーションの維持が低い私には、このようなスパルタ環境は非常に有効的でした。辰已の答練をきちんと受けて復習をしていると、面白いくらい点数が上がり、勉強に本気で向き合うことができました。

 

2019年予備試験合格/司試受験歴1回
使用した教材
重要な論点に★印が付いているので、メリハリをつけた学習ができます
・『趣旨・規範ハンドブック』(辰已)
知識の確認のためのコンパクトな教材として、予備試験の論文・口述対策で重宝しました。重要な論点に★印が付いているので、メリハリをつけた学習ができます。ただ、各論点の詳しい解説や文脈はないので、これによって暗記がうまくいくかは人によりそうです。
・基本書
延期で時間ができたので、基礎のインプットを確実にすべく、『趣旨・規範ハンドブック』で重要とされている論点に的を絞って、基本書で改めて確認をしました。この作業で各論点の理解が深まり、知識が定着したように思います。このとき、答案で使いたい規範や理由づけにマーカーを引いたので、それ以後は基本書を論証集として使いました。このような使い方に適していた基本書として:安西文雄ほか『憲法学読本』、中原茂樹『基本行政法』、田中亘『会社法』、山口厚『刑法』(ただし総論部分は△)、宇藤崇ほか『刑事訴訟法』(リーガルクエスト)、佐藤英明『スタンダード所得税法』。

 

大阪大学法科大学院s卒/司試受験歴2回
知識とは言っても、趣旨規範ハンドブックを読めば、最低限覚えておくべき論証は案外多くないことがわかりました。
私は受験日の5か月前から辰已の趣旨規範ハンドブックを利用していました。もともと暗記が苦手で、論パを覚えず論点の理解とキーワードの暗記だけで答案を書いていましたが、範囲が広い分、知識不足が露呈してFを取りました。もっとも、知識とは言っても、趣旨規範ハンドブックを読めば、最低限覚えておくべき論証は案外多くないことがわかりました。膨大な量の民法の基本書と比べると、なんだか拍子抜けするくらいです。その代わり、何度も何度も繰り返し通読し、覚えにくいものには印をつけ、試験前に参照できるようにしました。私は初学者ではなかったので、これに載っていない知識を既に有していたことは否定しませんが、最低限の論点を覚えないことには、他に手を出しても本末転倒だと思います。
(5) 対策(その他)
浪人時、一人で勉強していた私にとっては、模試という受験者全体のうちの自分の位置を知る機会がとても貴重でした。また、その会場で、上記の趣旨規範ハンドブックに出会うこともできました。・・・辰已法律研究所は特に刑訴の出題予想が上手く、2年ともHPで司法試験期間中に配布される刑訴のレジュメにお世話になりました。特に、令和元年の司法試験では第二問が的中しており、司法試験の中日に必ず熟読していました。

 

上智法科大学院卒/司試受験歴2回
規範部分の言い回しで自分も使えそうだと思ったものを趣旨規範ハンドブックにまとめる
リベンジ合格へ向けた学習方法(論文)
以上の反省を踏まえ、「自らの答案をきちんと分析すること」「あてはめの強化」「問題の意図に沿った答案を書く」を目標に学習を再開しました。
・ 過去問については、あまり手を広げすぎず、直近数年分に絞ってやりこむことを目標としました(公法・民事系は3~5年程度。刑事・経済法については以前からの積み上げもあったため、平均5年以上)。
その際、できるだけ2時間計って解き、自分の書ける分量の限界や内容の精度等を確認するようにしました。その後、辰已の「ぶんせき本」を用いて、出題趣旨・採点実感・参考答案を読み込みました。
「ぶんせき本」は、科目・設問ごとに出題趣旨・採点実感がまとめて掲載されているため、両者を照らし合わせて、出題者が受験生に何を求めていたかを検討する際に便利でした。
また、参考答案は、複数人のものが順位ごとに並べて掲載されており、理想の答案・現実的答案・不合格答案をイメージするのに役立ちました。
超優秀答案については、自分が本番で同様のレベルの答案を書き上げることは難しいと感じていたため、そっくりそのまま参考にすることはほとんどありませんでしたが、規範部分の言い回しで自分も使えそうだと思ったものを趣旨規範ハンドブックにまとめるなどしていました現実的答案・不合格答案については、採点実感と照らし合わせながら、良好ないし一応の答案となるために最低限必要なことは何かということを検討するのに用いました。

 

予備試験2019年合格/司試受験歴1回

辰已の趣旨規範ハンドブックに気づいたことは書き足していきました

予備試験合格までの学習状況(法律学習)
(1) 短答対策
大学受験の経験から、マーク式の問題は苦手としていたので、特に時間をかけて勉強しました。辰已の過去問集、短答過去問パーフェクトを用いて、全科目を4周ほど解きました。その際、定義など論文にも通じるところは蛍光ペンで線を引くなどしていました。
(2) 論文対策
辰已の予備スタンダード論文答練を受けました。論文対策期間が4ヶ月ほどしかなかったので、とにかくたくさん答案を書いて練習することを意識しました。辰已の趣旨規範ハンドブックに気づいたことは書き足していきました。

 

法政大学法科大学院卒/司試受験歴2回

辰已の趣旨規範ハンドブックを併せて使い・・・知識の定着を図りました。

私が使用していた教材について
問題点を正確に把握するための基本的知識を取得する必要があると考え、刑事訴訟法、民事訴訟法、行政法の各科目については、辰已のえんしゅう本を用いて基本的知識のインプットをしました。同書籍は、論点の選定がバランスよくなされているので、基本的知識を網羅的に取得することができます。また論理の流れがわかりやすい答案構成例が掲載されており、インプットのみならず、アウトプットの訓練になる点も極めて優れていると思います。解説は簡潔にまとまっており、基本的にはこれで十分なのですが、当該単元について知識が大きく欠けていると判断した箇所については、例外的に別途基本書や判例百選等を確認し、知識を確実に身に着けるようにしました。また、民事訴訟法の旧司の問題は、藤田先生の解析民事訴訟法を、行政法の予備試験の問題は、土田先生の実践演習行政法を併せて使っていました。
また、辰已の趣旨規範ハンドブックを併せて使い、えんしゅう本とのリンクを意識しながら、闇雲に定義を暗記するのではなく、具体的な事案における当てはめも想起しながら、知識の定着を図りました。そのおかげで、具体的な事案を前にしてあてはめの仕方がわからないといったことを極力なくすことができたと思います。

 

明治大学法科大学院卒/司試受験歴1回

辰已の趣旨規範ハンドブック等を参照して、論文科目は、自分で論証を整理して、wordのファイルにまとめていました

受験対策として私がやって成功した方法
辰已の趣旨規範ハンドブック等を参照して、論文科目は、自分で論証を整理して、wordのファイルにまとめていました。論文の各科目、直前期はこれを見れば良いというような、まとめノートみたいなものを作りました。実際に、自分で論証集を作ることで、自分が何を理解していて何を理解してないか、全科目・全論点を整理することができ、成績の向上に繋がったと思います。

 

予備試験2019年合格/司試受験歴1回

趣旨規範ハンドブックは多くの受験生が用いている論証集の一つで、他の受験生が用意しているであろう知識の目安になった

論証集として辰已の趣旨規範ハンドブック、日頃の演習用に旧司法試験過去問、答練として辰已の予備試験スタンダード論文答練(予備スタ論)を選び、この3つを学習の中心に据えて対策を行いました。
短答対策の中で条文・判例知識がある程度確認できていたので、とりわけ短答後の論文前の期間は、基本的には上記3つと予備論文の過去問に学習素材を絞っていました。趣旨規範ハンドブックは多くの受験生が用いている論証集の一つで、他の受験生が用意しているであろう知識の目安になったこと、旧司の過去問は問題文が短いことから演習素材として手頃だったこと、予備スタ論は後述の通り採点表がきわめて精緻であることから、それぞれ採用しました。

 

予備試験2019年合格/司試受験歴1回
趣旨規範ハンドブックは・・・自分の言葉で論証を作り上げる素材として適した教材

受験対策として私が使用した本
前述の通り、辰已の書籍としては、肢別本趣旨規範ハンドブックぶんせき本を愛用していました。
肢別本については、すでに触れた通りで、受験生の多くが学習素材に用いる過去問を、きわめて網羅的に搭載している、優れた問題集です。
趣旨規範ハンドブックは、論文式試験対策を主眼においた論証集です。他の論証集と比べると、搭載している論点が多く、それぞれの論点について主として結論と理由付けのみが載っていることから、自分の言葉で論証を作り上げる素材として、適した教材だと思います。答練の解説には趣旨規範ハンドブックのページ番号が付されている等、辰已の講座とも相性がよく、趣旨規範ハンドブックに講座で学んだことを書き込む等、学習の中心になっていました。
ぶんせき本は、過去問の再現答案を見比べながら、優れている点を真似したり、点数帯の相場観を養ったりするために用いました。
いずれも定評のある参考書で、少なくない受験生がメインの教材として扱っているものであるため、相対評価で競り負けないとの自分の勉強のテーマを実現するための書籍として、きわめて有用でした。

 

中央大学法科大学院卒/司試受験歴2回

民法の論文対策において、趣旨規範ハンドブックを使用・・改正に対応した論証例

私は民法の論文対策において、趣旨規範ハンドブックを使用していました。こちらも改正に対応した論証例が載っており、また、改正条文についての改正概要も掲載されていました。そのため、改正により不要になった論証が分かり、また改正条文の理解をより進められました。その結果、本番の論文では、民法でAを取ることができました。
さらに、試験直前期に発行されるハイローヤーでは、本番に出されそうな論点が分かりやすく、かつ、端的に指摘してあります。そのため、短時間でその論点を確認することができました。実際に本番で出された論点もあったので、とても有用性が高いと思います。
また、基本書について、私は1年目の民事訴訟法の評価がDと悪かったので、基礎から復習することが必要だと考えました。そこで、『ロジカル演習民事訴訟法』という演習本を、『リーガルクエスト民事訴訟法』と併用して解いていました。その結果、本番の論文では、民事訴訟法をBまで上げることができました。

 

中央大学法科大学院卒/司試受験歴2回

論文のインプット用には趣旨規範ハンドブックを使い、足りない部分はどんどん書き込んでいくことで、知識を一元化

実際、私が合格した令和2年刑法設問1では、詐欺、恐喝の検討、違法性阻却事由の検討が求められていましたが、これは平成19年に出題されています。実は後述する辰已のスタンダード論文答練2020でもこの問題を予想しており、見事的中されています。試験本番で問題を見たときは、油断せず書けば合格にぐっと近づくと自信をもって解くことができました。論文のインプット用には趣旨規範ハンドブックを使い、足りない部分はどんどん書き込んでいくことで、知識を一元化していました。直前にこれさえ読み直せばよい、というものがあるのは精神上も安心できます。

 

慶應義塾大学法科大学院卒/司試受験歴3回
『趣旨・規範ハンドブック』の知識部分について・・・一元化ノートにまとめました。

基礎知識の理解
上記分析を通じて、基礎知識の理解に力を入れました。ここでいう“基礎知識”とは、多くの受験生が押さえてくると考えられる『趣旨・規範ハンドブック』に掲載された知識と定義します。『趣旨・規範ハンドブック』に掲載されている知識部分について、論文を意識しながら、基本書を読み、わからない場合は演習書・判例集にも当たり、どのような時にこの論点が問題となるか、どのように論証を書くか、どうあてはめるかを理解し一元化ノートにまとめました。この一元化ノートに、過去問の分析の末に固めた答案の型や採点実感で重要そうなものも追記して直前期に見返せるようにしました。

 

予備試験2019年合格/司試受験歴1回
辰已の趣旨規範ハンドブックを基準とし、これに記載されている知識は完璧にしました。

基本となる民法については、辰已の旧えんしゅう本を10周はしました。こうすることで、科目を俯瞰することができ、民法全体についてのリーガルバランスが養われたように思います。そして、予備試験の過去問について辰已のぶんせき本を利用して徹底的に解きました。特に、前年において、実務基礎科目がFだったので、実務基礎科目についてはかなり重点的に解きました。論文で不合格となった時の体感としては、苦手な科目・分野・論点があると合格しづらいということです。どんな科目のどんな論点が出題されても人並み(Cくらい)は書けるように準備をすることが大切だと痛感しました。そのため、苦手分野をなくすことに注力しました。これに関しては辰已の趣旨規範ハンドブックを基準とし、これに記載されている知識は完璧にしました。もちろん、公開模試も受講しました。結果、ギリギリの順位ではありましたが、(予備試験に)見事合格することができました。正直ロースクールの授業との両立が大変で、合格ラインに届いていないと思っていたので、かなり嬉しかったです。

趣旨・規範ハンドブックの購入

趣旨・規範ハンドブックは、下記から24時間購入可能です。2021年2月26日㈮13:00~3月20日㈯23:59迄、新刊記念割引販売中(送料なし)。特に3冊セットはお得です。
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