中央大学法学部卒・予備試験合格/司法試験1回合格

過去問や答練で扱った論点については、趣旨規範ハンドブックにまとめていました。
論文知識の整理に役立つことはもちろん、直前期に読み返すことで、各科目を効率的に復習することができたと思います。

早稲田大学国際教養学部卒・慶應義塾大学法科大学院卒/司法試験4回目合格

私はもともと、何だか味気がない感じが苦手で、趣旨・規範ハンドブックはずっと敬遠していました。
でも、趣旨・規範ハンドブックを使っていたという合格者の方が大勢いるのは事実。去年、合格者の友人の勧めで、ようやく重い腰を上げて民事系だけ使ってみることにしました。特に民法は論点が多いので、論証集の論証をそのまま覚えようとするのは効率が悪く、現実的でもありません。趣旨・規範ハンドブックに載っている規範と趣旨さえ覚えれば、その場で論証を組み立てることができますから、民法については論証集の代わりに趣旨・規範ハンドブックを使って、論点を網羅することに重点を置いていました。もちろん、載っていない論点もありましたが、それは適宜余白に自分で書き込んで足していました。体系順に並んでいるので、確認したい箇所をすぐ見つけられるなど、使い慣れると便利だということがわかりました。

中央大学法学部卒・一橋大学法科大学院卒/司法試験1回合格

論文式試験で出得る論点をほぼ全てカバーしており、趣旨規範ハンドブックに掲載されていない論点が出題された場合には、受験生の大半が知らない論点と考えてよいです。また、論証以外の定義などの部分もよくまとまっています。さらに、細かい論点も掲載されているため、短答式試験の勉強にもつながります。私は、ロースクール入試前から司法試験まで、趣旨規範ハンドブックに適宜メモしたり、言葉足らずなところに書き加えたり,覚えにくい論証を自分なりに改変したりしました。

中央大学法学部卒・予備試験合格/司法試験1回合格

趣旨規範ハンドブックは全科目使っていました。具体的には、基本書や演習書の大事だと思う部分をガンガン書き込んでいきました。直前期の詰込みとして利用していました。これさえ見れば答案が書けるレベルまで作りました。

日本大学法学部卒・首都大学東京法科大学院卒/司法試験3回目合格

全ての教科で趣旨・規範ハンドブックを利用していました。特に、公法系・民事系のハンドブックは、内容をただ暗記するのではなく、この論証の理由付けはどのような考えに基づいているのか、実際にこの論証は具体的にどのような場面で使われるのかなど、想像を働かせて覚えていたと思います。そして、覚えた論証を司法試験の過去問等で自分の理解を交えながら適切に吐き出すという勉強を繰り返していました。

同志社大学法学部卒・予備試験合格/司法試験1回合格

『趣旨・規範ハンドブック』は、インプットの段階から最後の最後まで重宝した本です。
私は、大学の授業や問題を解いていく中で得た知識やポイントなどをすべてこの本に一元化し、他にまとめノートを作成することはありませんでした。
すなわち、『趣旨・規範ハンドブック』に自分の勉強の成果をすべて集約させ、この本をひたすら復習することで知識を定着させました。

慶應義塾大学総合政策学部卒・法政大学法科大学院卒/司法試験4回目合格

論文対策として、辰已の趣旨・規範ハンドブックは非常に有益です。
これを使っている受験生はかなり多く、この本に載っていることを知らない時点で不利になること、条文や制度の趣旨が書いてあり、基本的知識を総ざらいすることに適しているからです。ただこれも丸覚えするのではなく、なぜある条文の趣旨はこれなのかを考え、論証の流れを見て理解できない部分は書き足すことや補充することで法的思考を鍛えておくことが重要です。

中央大学法学部卒・中央大学法科大学院卒/司法試験4回目合格

辰已の趣旨・規範ハンドブックをベースに書き込みを加えて、各科目の直前チェック用ノートを作っていました。
論点への解答はやはりある程度用意して試験に臨むべき部分で、これを一から自分で作るのは膨大な時間がかかるので、知識・過去問関連情報などが集約されている趣旨・規範ハンドブックはものすごく使いやすかったです。

中央大学法学部卒・法政大学法科大学院卒/司法試験2回目合格

持ち運べるサイズで網羅的に知識の整理がされているため、本番前に最後に眺める本として利用しました。解いた問題で該当する箇所に、色に意味を持たせてマーカーでアンダーラインを引いていました。
余白が大きめなので、追加したい情報は書き込んでいました。最後にマーカーで線が引かれていない部分も基本書等で確認して、全分野やりきったとの自信に繋げました。勉強が終わるたびに該当部分を見返す方法が、暗記に役立ちました。